1964-02-14 第46回国会 衆議院 予算委員会 第13号
ところが、その家が疎開になるということがわかったもんでございますから、ある月賦建築会社から、ひとつ入ってもらいたい、あなたのほうが疎開しなければならぬときが来たら建てますから、こういうことで加入した。六カ月ほどでいよいよその時期がやってまいりました。
ところが、その家が疎開になるということがわかったもんでございますから、ある月賦建築会社から、ひとつ入ってもらいたい、あなたのほうが疎開しなければならぬときが来たら建てますから、こういうことで加入した。六カ月ほどでいよいよその時期がやってまいりました。
ところがその契約面を見ますと、庶民階級には、月賦建築としてあらゆる好條件を盛り込みまして、多数の契約者から二方、三方というなけなしの金を取上げた。その実施方法は、大体七万円で一戸一箇月ぐらいの期間で契約して建てるという條件でありましたが、半年たつても建たぬ。そのうち契約者が百五、六十名になつたのでありますが、その契約された金の大部分は建築に消費しないで、ほかの方面に使つて、申訳ばかりの家を建てる。
五番目は、月賦建築でありますが、町を歩いて見ますと、ところどころで月賦建築とか年賦建築の廣告が出ておるのでありますが、その経営主はあの資材を一体どこから手に入れておるのか、そうして又あの人達に頼むのはどういう人達が頼めるのか、誰でも頼めるのか。 その次六番目は、まだ生産資材が日本に十分にありませんので、生産が十分に発達していない。そこへ持つて行つて又地方から生活物資を都会に運び込んで來る。